投資信託はリスク分散ができることでよくオススメされています。良い投資信託を見つけるポイントを学んでみましょう。

投資信託での失敗とは何か?

打ち合わせする男女たち

投資に関するセミナーを聞いたり本や雑誌を読んだりしますと、投資を行う上で重要なことは「リスク分散」であるというようなことを、よく聞いたり目にしたりするものです。
すなわち、国内株式・国内債券・外国株・外国債券といった具合に、運用先を複数に分散させておけば、経済危機などのリスクにも対処することができるというものです。

さして、このように投資ポートフォリオを国内株式・国内債券・外国株・外国債券の4種類に資産分配させた金融商品が、バランス型と呼ばれる投資信託商品です。
このバランス型の投資信託商品を購入しておけば、自分でこれら4種類の複数資産を組み合わせた投資ポートフォリオを構築する手間をかけずとも、リスク分散を実現することができます。
経済危機にも強い資産運用をすることができるというわけです。

それでは、このような資産分配を自動的に調整してくれるバランス型の投資信託商品を購入しておけば、本当に損をしない資産運用ができているのかと言えば、必ずしもそうとは言えない現状があると言えます。
バランス型投資信託のどこが問題なのかと言えば、確かに資産分配をバランスよくすることによって大きく損をする可能性が低くなってはいます。
しかし、バランス型投資信託の購入時にかかるFeeや毎年かかる信託報酬Feeなどのコストを勘案してみますと、必ずしも得をしているとは限らないという面があるわけなのです。

すなわち、投資信託にはPassive型とActive型という種類があって、Passive型はActive型よりもコストが安くなっています。
バランス型の投資信託商品はActive型となっていますので、購入時にかかるFeeや毎年かかる信託報酬FeeなどのコストがPassive型の投資信託商品よりも高くなってしまいます。
その高いコストに見合ったパフォーマンスが十分に得られていない場合も多々あるということなのです。

投資信託で失敗しないためにも知識を持つ

それでは、投資信託のPassive型・Active型というのはいったいどういうものなのか、ここで知識を整理してみることにしましょう。
まず、Passive型とは、日経225などの指標に採用されている株式を自動的に購入していくというタイプの投資信託商品で、銘柄選択に時間と手間をかけていないぶん、コストが安くなっているということになります。
これに対して、Active型とは、銘柄選択に専門家の知識と経験を活用していくというタイプの投資信託商品で、そのぶんコストが高くなってしまうわけなのです。

ただ、Active型の投資信託商品はPassive型の投資信託商品よりもコストは高めだとしても、運用成績がPassive型よりも良いのであれば、別に問題はないではないかと思われる方もおられるかもしれません。
しかし、実際には、Passive型のほうがActive型よりも運用成績が良くなっている傾向が最近はでてきているわけなのです。

しかし、Active型の投資信託商品というものは、そもそもPassive型よりも高い運用成績になることを目的としているはずなのに、なぜそのようなことが起こってしまうのでしょうか。
それが判るためには、経済状勢に関する知識と洞察が必要となってきます。
最近は日本銀行やGPIFといった公的年金基金がETFを大量に購入するようになってきています。

このETFに含まれている株式というのは、日経225やTOPIXといった指標に採用されている株式から構成されているわけなのです。
従って、日本銀行やGPIFといった公的年金基金がETFを大量に購入するようになれば、それに連動してPassive型投資信託商品の運用成績も自動的に良くなっていくわけなのです。

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